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openpage活用で導入立ち上げ時の説明時間をほぼゼロに!大企業顧客の支援でも活用を計画!

optimind_logo 株式会社オプティマインド

Loogia事業本部 プロダクトセールスチーム マネージャー 古田様

 

物流業界向けに、配車計画・配送ルートを最適化するクラウドサービス”Loogia”を提供する株式会社オプティマインドでは、中小企業への顧客開拓注力に伴い、openpageを導入して効率的な顧客フォローを進めています。

導入によって中小企業の導入立ち上げの効率化を実現したほか、大企業顧客への情報共有においても活用を見込んでいます。
今回は、Loogia事業本部 プロダクトセールスチーム マネージャーの古田様に、導入の背景や進め方、導入後の効果などについてお話を伺いました。

導入の目的

  • 限られた人数で 顧客増加に耐えられるフォロー体制を実現したい
  • 営業兼CSの業務を俗人的な対応から脱却したい

導入前に抱えていた問題

  • 少ないチームメンバーで営業からCSまで一貫してフォローしており工数が不足していた
  • 個社ごとのプロジェクトを大量に管理することが難しくなっていた

導入による効果

  • 中小企業の顧客管理が少人数で実現できている
  • 大企業向けの情報共有の効率化も見込めている

中小企業への注力で効率的な顧客管理が必須に

ーopenpage導入前、どんな課題を抱えていましたか?

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古田様:
2023年の春ごろから、大規模顧客に注力することが決まり、実質1名で中小のお客様の商談からオンボーディングまで実施しなくてはいけない状況になりました。

その際に必要になったのが、お客様へのフォローや導入立ち上げをいかに効率よく実施できるかということでした。

当時、中小企業の商談から顧客フォローを担当するプロダクトセールスは私一人だったため、すべてを一人でやらないといけない状態だったんです。
また、人が少ないという点がなくとも、中小企業の場合、大企業と同じコストはかけづらいという実情がありました。

もともとやっていた個社ごとに時間をかける立ち上げ方法では、とてもではないですが全てのお客様をカバーすることが難しいので、それを解決するためのツールを探していた、という状況でしたね。

ーopenpage導入のきっかけは何だったのでしょうか?

古田様:
もともとopenpageをリリースされる前から、X(Twitter)で代表の藤島さんと繋がっていて、接点があったんです。
そこからナーチャリングされたという感じですね(笑)。

前述の課題感があったなかで、どういったツールを使えば、僕たちがやりたいこと、つまり効率的な顧客フォローや導入立ち上げができるんだろうという観点で検討して、色々なサービスと比較したうえで導入を決めました。

ー他のツールではなく、openpageを選んだ決め手は何だったのでしょうか?

古田様:
まずは各ツールの特徴や目的などを確認したうえで、細かい機能軸において、コンテンツ管理ができるのかできないのか、あるいはアカウントの連携やログイン認証ができるかどうか、あとは費用や信頼性などを基準に比較検討しました。
そのうえで、私たちのやりたいことが網羅的に実現できるのがopenpageだったのかなと思っています。

まず、サポート寄りのツールは私たちの目的とはやや方向が異なるため、選定候補から外しました。
他のツールに関しても、例えば顧客管理の効率化が可能なものであっても、実際には個社ごとにページ、記事や資料を作らないといけないというツールが多くて……これだとコストがかかるなと思いました。

その点、openpageであれば、汎用的なコンテンツをひとつ作れば、ログインしたお客様全体に公開していくことができる。
そういった管理における効率面でopenpageが優れていると判断して、最終的な導入を決めました。

導入立ち上げ時の説明時間がほぼゼロに!

ーopenpageのコンテンツづくりや運用はどのように進めていますか?

古田様:
社内でCMSPJというプロジェクトチームを作って、そのなかで、どういう風にコンテンツを作っていくか、あるいは制作のスケジュールなど、全体のマネジメントを自分が担当して進めています。

プロジェクトメンバーに対しては、作成するコンテンツのカテゴリで役割を分担して、スプレッドシートなども用いながら、どういったコンテンツを作るのか、いつ頃できるのかなどを管理していきました。

メンバーは当時4名で、もともと大企業の営業を担当していたメンバーと、プロダクト側のメンバーも1名アサインして、新機能リリース情報のコンテンツなどを任せました。
最終的に、公開までにだいたい50本ほどのコンテンツを用意できました。

公開後も、新機能リリースや改善があるタイミングで必要なリリース関連のコンテンツ、操作手順書をはじめとした「どう使うか」の内容のコンテンツを、月に2本ほどのペースで作成しています。

ーopenpage導入による効果はありましたか?

古田様:
現状はっきり効果が出ているのは、中小企業顧客の継続支援ですね。
当初の狙いどおり、導入立ち上げにかかっていた時間を大幅に削減できました。
操作説明を、基本的には「openpageを見てください」「わからなければ聞いてください」というやり方に変えたんです。

それによって、これまで初回の定例会で1時間くらいかかっていた説明時間がほぼ0になっていますし、どういう風に操作すれば良いかわからないという問い合わせも減りました。

質問する前に、まずはopenpageを見に行っていただけるようになりましたね。

ーその他にopenpageを導入して良かったことはありますか?

古田様:
まだ実際の運用はできていないのですが、大企業顧客の支援でも効果を見込んでいます。
特に、専用ページをうまく活用すれば、情報共有のプロセスをかなり効率化できるのではないかと考えています。

例えば47都道府県全てに支店があるお客様で、全営業所の担当者に情報を共有するという場合、専用ページを使えば、ひとつのコンテンツで一斉に皆さんに見てもらえて、かつ他社には知られたくない内容も載せられる。

現状は、メールや定例会、現場への訪問など、オンライン/オフライン交えながら個別に時間をかけてサポートをしているので、それと比べるとかなりの効率化が見込めそうです。

あくまで想定ではありますが、47支店すべてにそれぞれ1時間かけて説明しているような内容を、2、3時間程度で作れる1つのコンテンツで代替できるようになるとしたら、その差分の40時間程度を効率化できますね。

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ー今後openpageをどのように活用していきたいですか?

古田様:
中小企業顧客の継続支援に加えて、先ほど言ったとおり、大企業顧客の支援でも活用していきたいです。

それから、運用の課題として、なかにはリテラシーが高くないお客様もいらっしゃいますので、何かあった際に自己解決ではなく電話して確認しようとするケースがまだまだ多いという状況があります。

そもそも、商慣習的に連絡手段が電話という方も多いので、このあたりをどのようにコンテンツでの解決に促していけるかが今後の課題ですね。

あとは、社外向けのコンテンツだけでなく、弊社の新入社員に対するプロダクトの説明をはじめとしたオンボーディングにも活用できないかと検討しています。

現状は人による説明で行っているのですが「openapageを使えばいいじゃん」と考えています。

ーありがとうございました!オプティマインド様のさらなる成長に役立てるよう、openpageも改善を進めてまいります。

※掲載情報は、取材当時(2024年2月)のものです。

会社情報

社名
事業内容

2015年に名古屋大学発のベンチャーとして創業。「世界のラストワンマイルを最適化する。」をビジョンに掲げ、物流業界向けの配送ルート最適化システム”Loogia”を運営する。2020年には代表の松下氏がForbes Asiaによる「Forbes 30 Under 30 Asia」に選出され注目を集めている。