ベテランのコンサル提案を型化し、組織力を高める

デジタルセールスルーム活用による変革事例

mm_smn

 

資料作成60-80%削減
メール40%削減
営業活動の型化・若手育成加速
クライアント満足度向上

株式会社エムエム総研

業種: BtoBコンサルティング
従業員数: 196名(2025年1月現在)

BtoB企業の営業マーケティングをサポートする株式会社エムエム総研では、コンサルティング提案やサービス導入後の支援にopenpageを活用しています。

特定のベテランコンサルタントに集中していた暗黙知を、openpageのテンプレート機能で『型化』。これにより、経験の浅いメンバーでも高品質な提案が再現できる組織へと変貌しました。

その結果、資料作成時間60~80%削減、メール40%削減を実現し、若手育成のスピードも飛躍的に向上。クライアント満足度の向上にもつながっています。

今回は、事業責任者の久保田様に、この劇的な変化を生んだ導入の背景や活用方法、導入後の効果についてお話を伺いました。

 

mmsouken01

株式会社エムエム総研

執行役員
ビジネストランスフォーメーション第1Div.
Div.長 久保田様

mark-type-vertical_color_RGB

導入の目的


属人化と進捗不透明という営業課題を解決し、再現性の高い提案体制へ

営業活動における「属人化」と「進捗の不透明さ」という2つの課題を解決し、組織全体の提案力向上と顧客体験の改善を実現するため、openpageを導入。ベテランの知見を組織資産化するとともに、商談プロセスを可視化することで、再現性の高い営業体制の構築を目指しました。

属人化解消アイコン

属人化した知見を組織の資産に変える

ベテランアナリストの暗黙知を体系化・テンプレート化することで、誰でも高品質なレポートが作成できる組織へ

見える化アイコン

調査プロジェクトの「見える化」で価値を最大化

調査スケジュールとマイルストーンを明確化し、進捗が実感できるリサーチ体験を提供

導入前に抱えていた課題

コンサルティング手法の属人化

 

コンサルティング手法の属人化

プロジェクト推進のナレッジが特定のベテランに集中し、ブラックボックス化していた

若手育成の非効率性

 

若手育成の非効率性

暗黙知を組織知に転換できず、「背中を見て覚える」式のOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)に頼らざるを得なかった

会議・進捗管理の生産性低下

 

会議・進捗管理の生産性低下

情報共有の仕組みが十分に整備されておらず、会議運営やプロジェクト管理にムダが多かった

openpage導入のきっかけと経緯

mmsouken03-1

事業責任者に集中した暗黙知をどう組織化するか

コンサルティングのナレッジが事業責任者である久保田様に集中しており、この暗黙知を「組織の資産」として活用できるようにする取組が、事業を拡大する上で喫緊の課題でした

mmsouken03-2

即戦力育成に時間がかかりすぎる

体系的な知識共有の仕組みがなく、若手育成は「背中を見て覚えろ」式のOJTに依存。即戦力を育てるまでにかなりの時間を要していました。さらに、クライアントへの情報提供も各プロジェクトで異なる方法で個別共有しており、「何がどこにあるのか分からない」状態が続いていました

openpageを選んだ決め手

数あるツールの中からopenpageを選んだ理由は、直面していた課題を解決できる2つの特徴にありました。

提案情報の構造化・デジタル化による
属人化解消

属人化解消アイコン
  • openpageでは、テキスト・PDF・画像・動画を組み合わせたリッチなデジタル提案が作成でき、商談アジェンダや提案内容を構造的に言語化できます。ベテランの提案を型化・テンプレート化することで、組織全体で再現可能になります。
  • 商談中に顧客のヒアリング内容をその場で書き込んだり、反応を見ながらクイックに修正できるため、経験の浅いメンバーでも顧客に合わせたカスタマイズ提案が実践しやすくなります。

「ゴールから逆算した設計」による
生産性向上

生産性向上アイコン
  • 従来のパワーポイント商談では、スライドを順番に説明し、最後に「次回までに何をしましょうか?」と考える流れで、商談が脱線しがちでした。openpageでは、最初から「この商談で何を決めるか」「次回までに誰が何をするか」を明確にした構成でデジタル提案を作成します。
  • クライアントは次回アクションが明確でプロジェクトの進捗を実感でき、提供者側も商談目的と準備内容が明確になり効率的に動けます。この「ゴール逆算型」の商談設計により、プロジェクト全体の推進力が高まると感じました。

導入までの道のり

誰もが同じ品質でファシリテーションできる仕組みづくりを最重要課題として取り組みました。ベテランの問いかけ方や議論の進め方をアクションアイテムとフレームワークに落とし込み、経験の浅いメンバーでもテンプレートに沿って進めれば同等のファシリテーションができる環境を構築しました。

この標準化を実現するため、約3カ月かけて段階的に3つのフェーズで導入を進めました。

第1フェーズアイコン

第1フェーズ(基盤構築)

蓄積したコンサルティングナレッジをopenpageのテンプレート形式に整理・移行。暗黙知となっていた商談ノウハウを標準化:

  • 商談で使う質問リストとその順序
  • 議論を深めるフレームワーク
  • ネクストアクションへの誘導方法
第2フェーズアイコン

第2フェーズ(顧客提供開始)

標準化したナレッジを実際のクライアント商談で活用開始。テンプレートの有効性を現場で検証しました。

第3フェーズアイコン

第3フェーズ(社内展開)

成功事例をもとに全社員へ教育・浸透。共通コンテンツとして整備し、組織全体で均一な品質のコンサルティングを実現しました。

openpageの活用方法

コンサルティング業務の全工程にopenpageを組み込み、会議運営から顧客支援、社内育成まで一気通貫で活用しています。

定例会議の運営とプロジェクト管理 

mmsouken05-1

アジェンダを事前共有し、会議中はそれに沿って進行。決定事項とネクストアクションをその場で記録・共有できるため、会議後の「何が決まったんだっけ?」がなくなりました。

既存クライアントへのコンサルティング提供

mmsouken05-2

プロジェクトの全体像から個別ナレッジまでをopenpage上で一元管理。クライアントの閲覧状況も把握できるため、「この部分の理解が浅そうだから、次回フォローしよう」といった細やかな支援が可能です。

社内の人材育成

mmsouken05-3

ベテランの商談手法がテンプレート化されているため、若手は実際の商談を見なくても「こういう場面ではこう問いかける」「この議論ではこのフレームワークを使う」という実践的なスキルを習得できています。

導入による効果

資料作成60~80%削減、メール40%削減を実現

従来のパワーポイント作成に比べて約60~80%の工数削減を実現しました。理由は、「見栄えの良いスライド作り」から「中身の充実」へ意識が変わったこと。openpageでは、アジェンダ設定→論点整理→ネクストアクション設計という本質に集中でき、コンサルタントの思考も整理されて生産性が向上しています。

ベテランの暗黙知を形式知化し、若手育成を加速

ベテランのノウハウがテンプレート化されているため、OJTに頼らず実践的なスキルを習得できるようになりました。

商談内容が明確化され、プロジェクト進捗が可視化

口約束であいまいだった商談内容は、議事録とタスクで明確なネクストアクションに。資料を渡すだけの情報提供は、発注やプロジェクト推進に必要な情報を網羅的に提供する仕組みへと進化しました。

プロフェッショナルな提案体験で信頼関係を強化

WordやOneNoteとの違いは、クライアントに提示する際の「見せ方の完成度」です。openpageは閲覧専用のデジタル環境で提供でき、洗練されたUIが提案そのものをプロフェッショナルに演出。実際にクライアントから高評価を得ており、他社との差別化要因になっています。

お客様インタビュー

mmsouken01

株式会社エムエム総研
執行役員
ビジネストランスフォーメーション第1Div.
Div.長 久保田様

 

クライアントの自己解決力が高まり、若手育成の質も向上。社内外から高い評価

クライアントからは「以前は都度問い合わせていた内容も、openpage内で自己解決できるようになった」「メンバーの閲覧状況が見えるので、誰がどこまで理解しているか把握でき、フォローしやすい」という声をいただいています。

最も手応えを感じるのは、クライアントがopenpage内のフレームワークや文言をそのまま社内資料に転用し、実務で活用している点です。

社内では、若手から「テンプレートに沿って進めれば、ベテランと同じような商談運営ができる」という声が。最大の変化は「コンテキスト理解」の深まりです。
「なぜこのアジェンダなのか」「なぜこのネクストアクションなのか」という思考プロセスまで学べるようになり、従来の「見て覚える」から「理解して実践する」育成へと進化しました。

 

生成AI活用でさらなる業務効率化、コンサル業務の中核インフラに

今後は2つの強化ポイントに注力しています。

生成AIによるコンテンツ制作の効率化では、基礎作業をAIに任せ、コンサルタントは付加価値の高いブラッシュアップに集中。
ファシリテーション力の向上では、ベテランの商談録画をopenpage上のアジェンダと照らし合わせながら視聴することで、判断プロセスまで学べる仕組みを構築しています。

導入から約1年が経過し、投資対効果は期待を大きく上回っています。資料作成工数60~80%削減により、コンサルタントの生産性が大幅に向上し、openpageはコンサルティング業務の中核インフラとして完全に定着しました。

今後は、この実体験に基づく説得力のあるコンサルティングを通じて、世の中の営業DXを加速させていきます。openpageで培った「生産性と再現性の高いプロジェクト運用」のナレッジをクライアントと共有しながら、より多くの企業に価値ある変革体験を提供していきます。

openpageの成功を支える伴走型サポート体制

顕著な成果を実現した背景には、openpageの洗練されたツール機能だけでなく、
独自の伴走型サポート体制があります。
導入から定着、成果創出までを支える3つの特長をご紹介します。

専任カスタマーサクセス

コンサルティング業務に踏み込む
専任カスタマーサクセス

単なる操作説明にとどまらず、「暗黙知の標準化」という本質的な課題に向き合った支援を実施。ベテランコンサルタントの商談ノウハウをどうテンプレート化するか、ファシリテーションの問いかけ方をどう言語化するかといった、コンサルティング業務の核心に踏み込んだ設計をご提案しました。

データ活用

データを軸にした
改善サイクルの定着

クライアントの閲覧データを活用した効果測定と改善提案を継続的に実施。「どのコンテンツが読まれているか」「どの部分で理解が深まったか」といったデータの読み解き方や活用法までフォローを行います。これにより「この部分の理解が浅そうだから、次回フォローしよう」といった細やかな支援が可能になりました。

ナレッジ形式知化

組織展開を支える
ナレッジの形式知化

openpageを最大限活用できるコンサルティング組織を作るため、「ファシリテーションの型化」と「成功ノウハウの見える化」を軸とした支援を実施。一人が効果を実感すると周りも興味を持ち始める——この「自発的に広がる変革」を加速させる仕組みづくりをサポートしました。

担当カスタマーサクセスから

openpageを通じたコンサルティング変革を引き続き伴走していきたい

久保田様と一緒にゼロからコンサルティングの仕組みを作り上げられたこと、本当に嬉しく思っています。
特に印象的だったのは、久保田様が「ベテランの暗黙知がブラックボックス化していた状態から、若手でも同じ品質のファシリテーションができる組織に変わった」とおっしゃってくださったことです。まさに、私たちが目指していた変化でした。
御社のオンボーディングでは、私自身もコンサルティング業務の本質について多くを学ばせていただきました。これからも「仲間」として、一緒に成長させてください。

 

山本貴季

株式会社openpage

カスタマーサクセス部長

山本 貴季

mark-type-vertical_color_RGB 株式会社エムエム総研