なぜSFAを入れても営業は変わらないのか?7割が失敗する本当の理由

  • 公開日:2026年1月7日(水)

「SFAを導入したのに、営業成績が上がらない」
「入力はしてるけど、誰も見ていない」
「結局、営業の負担が増えただけ…」

こんな声を、どれだけ聞いてきたでしょうか。

実は、SFA/CRMの導入失敗率は7割に及ぶと言われています。数百万〜数千万円の投資をして、期待した成果が出ない。営業DXの「本丸」として導入したはずなのに、なぜこうなってしまうのか?

この記事では、SFAが失敗する本当の理由と、営業組織を変えるために本当に必要なことをお伝えします。

SFAを入れても、7割は成果が出ていない

「営業DX=SFA導入」という誤解

「営業をデジタル化しよう」
「データドリブンな営業組織を作ろう」

そう考えたとき、多くの企業がまず検討するのがSFA(営業支援システム)です。

Salesforce、HubSpot、Sansan、kintone——
営業の活動を記録し、数値で可視化する。パイプラインを管理し、予実を追いかける。

しかし、導入した企業の現場で何が起きているでしょうか?

  • 入力はしているけど、誰も見ていない
  • 見ても、次のアクションにつながらない
  • 営業の負担が増えただけ

SFA/CRMの失敗率は7割。これが現実です。

なぜ失敗するのか?答えはシンプル

SFAが失敗する理由は、実はとてもシンプルです。

営業数値を計測しても、顧客は動かないから。

SFAは「社内管理」のツールです。
商談数、金額、活動量——これらを記録し、可視化する。

しかし、どれだけ社内で数字を入力しても、顧客からすれば関係ないのです。

考えてみてください。

あなたがSFAに「商談ステータス:提案中」と入力したとして、顧客の検討が進みますか?
「次回アクション:フォロー電話」と記録したとして、顧客が発注を決めますか?

顧客に伝わる情報量は、成約率と比例する。
しかしSFAは「社内管理」のツール。顧客への提案には貢献できない。

これが、SFAで営業が変わらない本当の理由です。

SFA導入企業で起きている「3つの問題」

問題1:入力しても、誰も見ていない

「入力してください」と言われるから、入力する。
でも、その情報を見て何かが変わるわけではない。

営業担当者は日々の商談に追われています。
SFAへの入力は「後から」「まとめて」「最低限」になりがち。

そして入力されたデータを見るのは、週次の営業会議だけ。
マネージャーが数字を確認し、「もっと頑張れ」と言って終わり。

入力はしてるけど、誰も見ていない。
見ても、何も変わらない。

これでは「入力のための入力」になってしまいます。

問題2:見ても、次のアクションにつながらない

SFAのダッシュボードを見ると、たくさんの数字が並んでいます。

商談数、金額、受注率、活動量——

でも、これらの数字を見て、「だから次に何をすればいいか」が分かりますか?

「受注率が低い」→ だから何?
「商談数が足りない」→ だから何?
「活動量が少ない」→ だから何?

数値レポートを見ても、改善点がわかりにくいのです。

なぜなら、SFAが記録しているのは「結果」だけだから。
なぜ受注できたのか、なぜ失注したのか——その「中身」は見えません。

問題3:営業の負担が増えただけ

SFA導入前の営業担当者の仕事を思い出してください。

商談 → メモ整理 → 上司に報告

SFA導入後はどうなったか?

商談 → メモ整理 → SFA入力 → 上司に報告

仕事が1つ増えているのです。

商談後、営業担当者は以下をやらなければなりません。

  • 商談メモを整理する(15分)
  • SFAに入力する(15分)
  • 上司に報告する(10分)
  • 顧客にフォローメールを送る(10分)

1件の商談後に、約60分の「作業」が発生している。

これが毎日続けば、営業担当者が「SFAを使いたくない」と思うのは当然です。

見落とされている「本当の課題」

SFAは「社内」を見ている。でも、営業の成果は「顧客」で決まる

ここで、根本的な問題を考えてみましょう。

SFAは何を見ているか?
「社内」です。

  • 営業の活動量
  • パイプラインの状況
  • 予算と実績の差

すべて「社内の数字」を管理するためのツールです。

しかし、営業の成果は何で決まるか?
「顧客」です。

  • 顧客が提案を理解したか
  • 顧客が社内で検討を進めたか
  • 顧客が発注を決めたか

営業の成果は、顧客の行動で決まります。

SFAをいくら充実させても、顧客の検討状況は見えない
顧客が本当に興味を持っているのか、社内で話が進んでいるのか——分からないのです。

トップ営業とダメ営業の違いは「SFAの入力」ではない

同じ商材を扱っていても、成績が10倍違う営業がいます。

その違いは何でしょうか?

SFAの入力が丁寧だから?
活動量が多いから?
報告が上手だから?

違います。

トップ営業とダメ営業の違いは、「顧客に何を渡しているか」です。

商談の進め方 トップ営業 平均的な営業
ROIの議論 6倍多い 1倍
決裁者への働きかけ 10倍多い 1倍
購買プロセスの把握 3倍多い 1倍

トップ営業は、「顧客が発注しやすい情報」を渡しているのです。

  • 課題が整理された議事録
  • ROI試算
  • 決裁者向けサマリー
  • 比較検討用の情報

これらは、SFAには記録されません。
でも、受注を決めるのはこの「提案の中身」なのです。

SFAの限界を超えるには?

「社内管理」から「顧客との共有」へ

SFAの限界は明確です。

  • 顧客への効果:入力しても顧客は動かない、売上に直結しない
  • 業務負荷:商談後の「追加の事務作業」で負担増
  • サポート体制:使い方は教えるが、営業のやり方は現場任せ
  • データの使いやすさ:数値レポートを見ても改善点がわかりにくい

では、どうすればいいのか?

答えは、「社内管理」から「顧客との共有」へ視点を変えることです。

SFAの視点 これからの営業に必要な視点
社内を見ている 顧客を見ている
数字を管理する 提案を共有する
結果を記録する 反応を見える化する
営業が入力する 顧客と一緒に使う

営業の成果は「顧客」で決まる。
だから、顧客と同じ画面を見ながら、一緒に商談を進める仕組みが必要なのです。

「入力が増える」ではなく「入力がなくなる」仕組み

SFAが定着しない最大の理由は、「営業の負担が増える」こと。

これを解決するには、発想を逆転させる必要があります。

「入力が増える」のではなく、「入力がなくなる」仕組み。

具体的には、

  • 商談中に入力 → 後から入力ゼロ
  • 合意内容がそのまま残る → 言った言わない防止
  • SFAにはURL貼るだけ → 二重管理なし

商談中に顧客と一緒に画面を見ながら情報を整理すれば、それがそのまま記録になる
商談後の「入力作業」がなくなるのです。

「入力が増える」ではなく「入力がなくなる」。
だから現場に定着する。

SFAで失敗した企業が、次に選んでいるもの

SFAを「補完」するという発想

ここで重要なのは、「SFAを捨てる」わけではないということです。

SFAには、SFAの役割があります。

  • 商談数、金額、活動量を管理する
  • 数値で営業を可視化する
  • パイプラインを管理する

これらは引き続き必要です。

しかし、SFAだけでは足りない。
「顧客に何を渡したか、顧客がどう反応したか」を見る仕組みが必要なのです。

SFA + 補完するツール
商談数、金額、活動量を管理 何を渡したか、どう伝えたかを管理
数値で営業を可視化する 顧客がどう反応したかを可視化

SFAで数値管理、提案管理は別ツール。両方あって、営業が回る。

「顧客の反応」が見える営業へ

顧客と共有する仕組みを作ると、何が変わるか?

「顧客の反応」がデータで見えるようになります。

  • 誰が提案を見たか?
  • 何の資料を見ているか?
  • いつ見たか?
  • 何回見たか?

これが分かれば、次の一手が明確になります。

顧客の反応 次のアクション
閲覧ほぼなし 停滞中、再アプローチが必要
閲覧が増加中 関心あり、決裁者へのアプローチ準備
閲覧多数+複数人 社内検討中、クロージングへ

SFAでは見えなかった「顧客の熱量」が、数字で見える。
だから、次に何をすればいいかが分かるのです。

SFAは失敗しても、営業DXは諦めなくていい

SFAとは違うアプローチで成果を出す

SFAで失敗した経験があると、「また新しいツール?」と思うかもしれません。

でも、SFAが失敗した理由を思い出してください。

  • 顧客への効果:入力しても顧客は動かない
  • 業務負荷:商談後の追加作業で負担増
  • サポート体制:営業のやり方は現場任せ
  • データの使いやすさ:改善点がわかりにくい

これらを逆にしたツールなら、成果が出る可能性があります。

SFAの課題 解決するアプローチ
顧客への効果:入力しても顧客は動かない 入れるほど顧客が動く、反応が見える
業務負荷:商談後の追加作業で負担増 商談中に使うから追加作業ゼロ
サポート体制:営業のやり方は現場任せ 専任コンサルが営業ノウハウまでアドバイス
データの使いやすさ:改善点がわかりにくい 提案と反応のデータだから改善点が直感的

だからSFA失敗企業も、SFA未導入企業も、次々と新しいアプローチを選んでいる。

導入企業の声

実際に、SFAで苦労した企業が新しいアプローチで成果を出しています。

メーカー・3年目の営業担当者
「正直また新しいツールかと思ったけど、1週間で慣れた。PowerPointより断然楽」

商社・マネージャー
「顧客が何を見てるかわかるのが革命的。それで実際受注につながった」

IT・5年目の営業担当者
「事前準備〜商談〜フォローが全部楽になった。もう前のやり方には戻れない」

共通しているのは、「不安だったのは最初だけ。使えば、手放せなくなる」ということ。

まとめ:SFAの限界を超え、営業を変える

SFAを入れても、7割は成果が出ていない——

その理由は明確です。

SFAは「社内管理」のツール。顧客への提案には貢献できない。

営業の成果は「顧客」で決まります。
だから、以下の視点の転換が必要です。

  1. 「社内管理」から「顧客との共有」へ
  2. 「入力が増える」から「入力がなくなる」へ
  3. 「結果の記録」から「反応の見える化」へ

SFAを否定する必要はありません。
SFAで数値管理をしながら、提案管理は別の仕組みで補完する

両方あって、営業が回るのです。

SFAの次に選ばれている「デジタルセールス」とは?

いま、展示会で最も注目を集めているのが「デジタルセールスルーム(DSR)」という新しいカテゴリです。

SFAが「社内を見る」ツールなら、DSRは「顧客を見る」ツール

  • 顧客ごとの専用ページを作成
  • 提案資料、ROI、タスクを1つに集約
  • 顧客の閲覧データで検討状況を可視化
  • トップ営業の型をテンプレート化

この市場でシェアNo.1なのが「openpage」です。

キヤノンマーケティングジャパン、三菱地所、ビックカメラ——
大手企業がSFAと併用する形で導入し、成果を出しています。

  • 受注率3.5倍
  • 売上40%向上(最大20億円増)
  • 商談期間35%短縮
  • 継続率99%

「SFAだけでは限界を感じている」
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そんな方に向けて、詳しい資料をご用意しています。

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