デジタルセールスルーム(DSR)分野で日本導入数トップを誇る株式会社openpage。同社が展開する営業DXプラットフォーム「openpage」は今、SalesforceやSansanといった既存の営業支援ツールを超える次世代の営業基盤として注目を集めている。
キヤノンMJをはじめとする大手企業での導入が相次ぎ、成約率・受注単価・新人育成期間で圧倒的な成果を上げているという同社。その代表取締役に、営業DXの未来と事業戦略について話を聞いた。
SalesforceやSansanが導入されない企業で圧倒的成果
「私たちは営業の基幹システム、インフラを目指しているんです」と語る代表。「興味深いのは、SalesforceやSansanといった従来の営業支援ツールを導入していない企業が、すでにopenpageを導入して大きな成果を出していることです」
実際、これらの大手ツールを導入している企業でも、比較検討の結果openpageの方が圧倒的にパフォーマンスが高いという結果が出ているという。
「従来のSFA/CRMは確かに営業活動を『管理』することはできました。しかし、openpageは営業活動を『加速』します。デジタルセールスルームという概念で、顧客との共創型ワークスペースを実現し、営業プロセス全体を変革しているのです」
全業界・全規模企業への普及戦略
同社の戦略は明確だ。あらゆる業界、あらゆる規模にopenpageを広めること。特に注力しているのが以下の3つの領域だという。
「まず地方・中堅・中小企業や新興業界への導入促進。これまで高額な営業支援ツールを導入できなかった企業でも、openpageなら導入しやすく、すぐに成果が出ます」
「次に大手企業での『標準化』獲得。『営業DX=openpage』という認識を業界標準にしたいと考えています」
「そしてグローバル展開。日本発の営業DXプラットフォームとして海外市場にも進出し、実績を積んでいく予定です」
キヤノンMJグループ全体導入の衝撃
特に注目すべきは、キヤノンMJグループ全体での導入プロジェクトだ。
「キヤノンMJさんとのパートナーシップは、単体企業の導入を超えたグループ横断導入のモデルケースです。現在、複数の大手企業でこうしたパートナーシップが進行中で、1社単位でなくグループ全体や業界団体単位での導入が広がっています」
さらに導入は企業の枠を超えて拡大している。「社団法人や自治体での導入も始まっており、すでにパートナーやコミュニティが形成され始めています」
営業DXのハブを目指して
同社のビジョンは単なるツール提供にとどまらない。openpageが営業DXのハブになることを目指している。
「openpageを活用した営業DXコンサルティングビジネスの市場も作っていきます。SIer、コンサル、教育機関、業界団体との連携を加速させ、業界横断のパートナー網を拡大していく計画です」
既存のSFA/CRMとの連携も進んでいる。「当然連携して、より高度な営業オペレーションができるようにします。ただし、最終的には『営業DXならopenpage』『DSRならopenpage』と言われるような存在になりたいですね」
AI自動化と次世代機能への挑戦
技術面でも同社の野心は大きい。AIによる提案自動化や顧客との共創型ワークスペースなど、他社が真似できない次世代機能の開発を進めている。
「営業だけでなく、マーケティング・カスタマーサクセス・開発など全社的な情報共有プラットフォームへ進化しつつあります。営業を超えた全社横断型のナレッジマネジメント基盤を目指しています」
「どの業界・規模でもopenpageなら成果が必ず出る」
最後に、市場での認知について聞いた。
「成果が出るならopenpageと市場に認知させたい。『どの業界・規模でもopenpageなら成果が必ず出る』という信頼を築きたいと考えています。実際、すでに効果として成約率・受注単価・新人育成期間で圧倒的な成果が出ているので、この実績をもとに新しい業界標準を作っていきます」
DSR分野で日本トップの実績を持つopenpage。セールステック全体でもトップを見据えた事業構築を進める同社の今後の展開から目が離せない。
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