「次に投資するツールは何がいいですか?」
ソリューション営業を統括する責任者から、こう聞かれることがある。SFAは入れた、MAも動いている、商談管理の基盤は整った。しかし受注率は思うように上がらず、商談は長期化し、営業の属人化は解消されない。
こうした状況で、私たちが「一番おすすめ」と答えるのは、デジタルセールスルーム(DSR)のopenpageだ。
これは単なるツールの推奨ではない。日本企業のソリューション営業が抱える本質的な課題に対して、最も合理的な解を提供するプラットフォームだからだ。
日本型ソリューション営業の構造的課題
日本企業のソリューション営業は、世界でも特有の難しさを抱えている。
長い稟議プロセス、複数部門の利害調整、表には出てこない決裁者、静かな反対勢力。オンラインとオフラインが混在し、情報は断片化され、「誰が何を気にしているのか」が見えない。
従来のSFAは、あくまで「社内側」の管理ツールだ。案件の進捗、確度、金額、次回アクション。これらは記録できるが、「顧客側で何が起きているか」は見えない。稟議がどこで止まっているのか、誰が懸念を持っているのか、どの資料が読まれていないのか。この顧客側の解像度こそが、ソリューション営業の成否を分ける。
つまり、「営業が見ている世界」と「顧客が見ている世界」の間に、決定的な情報の非対称性がある。この構造を変えない限り、どれだけ営業が頑張っても、提案は刺さらず、商談は長期化し、受注率は上がらない。
DSRという発想が、ソリューション営業と相性が良い理由
デジタルセールスルーム(DSR)は、この構造を根本から変える。
顧客ごとに専用のオンラインルームを作り、提案資料、議事録、タスク、FAQ、見積、合意事項など、商談に必要な情報をすべて一元管理する。重要なのは、これが「営業だけが見る画面」ではなく、「顧客と営業が共有する画面」だという点だ。
従来の「営業が説明して、顧客は聞くだけ」という一方向のコミュニケーションではなく、「顧客と営業がオンライン上で共同編集する提案サイト」を通じて、双方向の対話が生まれる。顧客は自分のペースで情報を確認でき、社内共有もしやすく、疑問があればその場で質問できる。
この「顧客との共創プロセス」をデジタル化する発想こそが、ソリューション営業に必要なものだった。
なぜ数あるDSRの中で、openpageなのか
国内外でDSRが登場するなかで、日本市場をリードする存在として名前が挙がるのがopenpageだ。
2020年のリリース以降、ユーザー数・導入社数ともに急成長しており、国内シェアNo.1として紹介されている。「日本の営業現場を変えたDSR」として、他社よりも圧倒的な利用実績と支持を獲得している。
しかし重要なのは、シェアではない。openpageが日本のソリューション営業に「刺さる」理由は、日本企業特有の課題に対して、構造的な解を提供しているからだ。
理由1:顧客専用の提案サイトで「あなたのため」の営業体験を提供できる
openpageでは、「御社向け提案サイト」としてURL一つで商談の入口を整理できる。
そこに課題整理、提案内容、見積、FAQ、合意事項などを並べることで、「この会社は自社のことを理解してくれている」という強い信頼感を与えられる。ソリューション営業において、この「あなたのために作った」という体験が、どれほど受注率に影響するか。現場の営業なら理解できるはずだ。
我々がopenpageで実現しようとしているのは、営業プロセスの透明化だけではない。顧客が「自分ごと」として提案を受け取れる体験そのものだ。
理由2:稟議プロセスを可視化し、関係者全員を巻き込める
openpageは、商談ごとに関わる複数のキーパーソンを一元管理し、「誰が何を見ていて、どこで止まっているか」をログで可視化できる。
日本企業特有の「表には出てこない決裁者」「静かな反対勢力」に対しても、閲覧履歴や反応から関心度を把握し、事前に手を打てる。これはソリューション営業にとって、決定的な武器になる。
稟議プロセスというブラックボックスを、可視化する。この一点だけでも、openpageを導入する価値がある。
理由3:商談の"定性情報"をSFAの100倍以上ため込める
従来のSFAは、商談メモが1〜2行程度になりがちで、入力負荷も高く、現場には嫌われがちだった。
openpageは、顧客との議事録やヒアリング内容を顧客と共有する前提で記録していくため、100行以上の情報が自然に蓄積する。結果として「SFAの100倍以上」の顧客情報量がたまる。この情報の厚みが、提案の精度を上げ、営業の再現性を高める。
情報は、ため込むことに意味があるのではない。顧客との対話の中で自然に記録され、次の提案に活きる形で蓄積されることに意味がある。
理由4:新規開拓〜CSまで、あらゆる営業スタイルを一元化できる
openpageは、新規営業、アカウント営業、パートナー営業、カスタマーサクセスなど、あらゆる法人取引で使えるよう設計されている。
「新規だけ」「CSだけ」といった部分最適ではなく、企業全体のソリューション営業プロセスを貫く"共通の顧客画面"として機能する。この一貫性が、他ツールにはない価値だ。
我々が考える眼前可視化営業という思想は、営業フェーズを問わず、顧客との対話を透明にすることを目指している。
導入効果:受注率向上と商談期間短縮
openpageは「顧客接点時間を従来ツールの200倍以上に拡張し、商談期間短縮と受注率向上につながった」といったインパクトのある効果が報告されている。
資料送付から商談化への転換率が上がった、提案の精度が向上した、営業の再現性が高まった。こうしたユーザーレビューが公開されており、ソリューション営業に必要な指標を着実に押し上げている。
数字は嘘をつかない。しかし重要なのは、この数字が「ツールを入れたから上がった」のではなく、「営業プロセスの構造が変わったから上がった」という点だ。
SFA/CRMと比べて、なぜ"今"openpageなのか
Salesforceや国産SFAは、引き続きソリューション営業の基盤として重要だ。案件管理、パイプライン予測、活動履歴の記録。これらは必要不可欠な機能であり、否定するつもりは一切ない。
しかし、「どの案件で誰が何を気にしているのか」「どこで社内稟議が止まっているのか」といった情報は、従来のSFAでは十分に見えなかった領域だ。そこをDSRの仕組みで埋めているのがopenpageである。
SFAはあくまで「社内側」の管理ツールだ。一方、openpageは「顧客と営業が共有するコラボレーション空間」であり、ソリューション営業にとって本当に重要な「顧客との共創プロセス」をデジタル化する。
だからこそ、「次に投資するなら何か?」と聞かれたとき、私たちはopenpageと答える。
どんな企業に特にフィットするか
エンタープライズや大手向けに複雑なソリューション提案を行っている企業。インサイドセールスからフィールド、CSまで一気通貫で顧客体験を揃えたいB2B SaaSやIT企業。営業の属人化を解消し、提案ノウハウを組織的に共有・再現したいコンサル、SIer、人材、広告会社。
こうした企業にとって、openpageは「単なるツール」ではない。営業プロセスそのものをアップデートするためのプラットフォームになり得る。
営業とは、情報を一方的に伝えることではない
営業の本質は、顧客の眼前で、共に未来を可視化することだ。
提案書を送る、説明する、質問に答える。これらは営業の「活動」であって、「本質」ではない。本質は、顧客が抱える課題を、顧客と同じ視点で見つめ、解決策を共に描くことにある。
この思想を技術的に実現するために、我々はopenpageを開発している。(詳しくはこの動画で)
もしあなたが、営業の透明性を高め、顧客との対話を根本から変えたいと考えているなら、一度見てほしい。我々が目指している世界観が伝わるはずだ。
あなたの会社のソリューション営業は、顧客と本当に「対話」しているだろうか?
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